平日の仕事帰りや休日に立ち寄って、楽しくスプーンを削ろう!
森林文化アカデミーと、卒業生等で作る団体のグリーンウッドワーク・ラボは、4月から岐阜市で「スプーンクラブ」を始めます。いま全国的に人気のグリーンウッドワークによる木のスプーンづくり。それを街なかで気軽に楽しんでもらおうと、県の木育施設「ぎふ木遊館」を会場に毎月2〜3回ずつ定期開催していきます。加工には木工用の斧(おの)とナイフを使い、経験のない方でもスタッフが丁寧に指導します。
スプーンクラブとは?
スプーンクラブは、イギリス・ロンドンで始まりました。木工に関心があるのでちょっと体験してみたい、木を削って仕事のストレスを解消したい、気が合う仲間と会話を楽しみたい、そんな人たちのためにロンドンの街の中にオープンしました。材料や道具はすべて用意されていて、有料で会員登録した人たちが毎週夕方に工房に通ってきます。スプーンを削るのは楽しいばかりでなく心が癒やされる、仕事を離れて没頭できる・・・参加者からはそんな声も聞かれます。
グリーンウッドワークとは?
伐ったばかりのみずみずしい生木を、斧やナイフなどの手道具で削って小物や家具を作る木工のことです。グリーンウッド=生木、ウッドワーク=木工です。現代の木工は電動工具や機械を使い、騒音や危険を伴うので趣味として始めるにはハードルが高いのですが、生木を手道具で削るなら音も少なく安全です。先に欧米でブームとなり、日本でも最近になってファンが急増しています。森林文化アカデミーは日本でいち早くグリーンウッドワークの普及活動を始め、卒業生たちが全国でインストラクターとして活動しています。
ぎふ木遊館でのスプーンクラブの流れ
初めての方はまず、毎月1回(4月のみ2回)開催される「基礎講座」で、道具の使い方とスプーン作りの流れを学んでいただきます。基礎講座は10:00から17:00までで、生木を割るところから始め、斧でおおまかにスプーンの形に加工し、ストレートナイフとフックナイフという2種類の刃物で1本のスプーンを仕上げます。経験豊富な講師からゆっくり時間をかけて学ぶことで、安全に加工する技術を身につけることができます。
基礎講座を修了すると、月2回(金曜日夕方または日曜日午後)開催される「スプーンクラブ」に参加できます。通常のクラブは3時間(金曜日夕方は17:00〜20:00、日曜日午後は14:00〜17:00)です。材料や道具は会場に準備していますので、身一つでお越しいただけます(上履きのみご持参ください)。クラブにも毎回講師が常駐しているので、専門的な指導を受けられます。1回で1本のスプーンを完成できない時はご自宅で仕上げていただいてもよいですし、次回のクラブにお持ちいただいて続きを削ることもできます。
スケジュール
予定している基礎講座、クラブの日程は以下のGoogleカレンダーでご確認いただけます。
※受け付けを開始していない翌月以降のスケジュールは予告なく変更する場合がありますのでご注意ください。
注:iPhoneで下記のカレンダーが表示されない場合は、設定→Safari→「サイト越えトラッキングを防ぐ」をoffにしてください。
対象年齢
ぎふ木遊館でのスプーンクラブは、高校生以上〜大人が対象です。
料金
基礎講座 5,000円/回(材料代、道具レンタル代、傷害保険料を含みます)
クラブ 2,500円/回(道具レンタル代を含みます。材料は別途購入できます)
お申し込み
チケット販売サイトPeatix(ピーティックス)から購入してください。
以下のリンクまたはQRコードからお進みいただくと、現在受け付けている日程の基礎講座やクラブのチケットを購入できます。
原則として事前のチケット購入をお願いしています。当日ぎふ木遊館での参加お申し込みは、人数に空きがある場合などに限らせていただきます。
アクセス
ぎふ木遊館
502-8503 岐阜市学園町2-33
058-215-1515
岐阜バス三田洞線 K50(長良八代公園前)メモリアル正門前下車、徒歩2分
駐車場あり。受講生の方は駐車場代の減免が受けられます。
また、受講生の方は入館料も不要です。
ご持参いただくもの
上履き(屋内の木工室で開催の日は、上履きが必要となります)
お問い合わせ
グリーンウッドワーク・ラボ(担当:久保田芳弘)
contact@gwwlab.com
090-7304-7044
岐阜県立森林文化アカデミー(担当:久津輪 雅)
mkutsuwa@forest.ac.jp
2022.03.25